絶対に避けるべきブログのテーマ3選

ブログ運営

どうも、アゴマンです。

ブログを始める時に避けては通れないのが「テーマ決め」ですが、何が良いかを検討するのは難しいですよね。

特に、初めてブログを運営する人は必ずと言っていいほど悩むのではないでしょうか?

テーマを選ぶ際は「何にするか」も重要ですが、それと同じくらい「何を避けるか」が重要です。

https://agoman007.com/wp-content/uploads/2024/09/hukidashi_left1.jpg
アゴマン

「避けるべきテーマ」を知った上で「何にするか」を選べば、後悔する可能性を減らせますよ!

そこでこの記事では、大きく以下の2つの観点から「避けるべきブログのテーマ」を計3つ、理由と合わせてご紹介します。

  1. 一般的に避けるべきとされているテーマ
  2. 僕が個人的に避けるべきと考えるテーマ

なお、テーマを「何にするか」の部分、つまりブログテーマの選び方・決め方については、また別の記事で書こうと思います。

それではどうぞ!

一般的に避けるべきとされているテーマ

個人でブログを始めるうえで一般的に避けた方が無難とされるテーマが存在します。それは「YMYL」です。

個人ブログでYMYLのジャンルにおいて検索結果で上位表示を狙うのは極めて難しいからです。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略称で、人生に大きく影響する可能性のあること(お金や健康など)について述べられた情報のことです。

Googleの「E-E-A-Tと品質評価ガイドラインについて」には以下のように規定されています(2024年10月時点)。

Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。Google はこうしたトピックを「Your Money or Your Life」、または略して YMYL と呼びます。

※出典:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja

「E-E-A-T」とは以下の4つの頭文字を取った略称で、中でも信頼性が最も重要だとされています。

  • 経験(Experience)
  • 高い専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

色々と難しいことが書かれていますが、要するに

「人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピック(YMYL)については、実際の経験の有無、専門性や権威性、信頼性をGoogleは特に重視します。なので、個人ブログでは上位表示が難しいですよ」ということを意味しています。

例えば、原因不明の頭痛が続いてその原因や対処法を調べたい時に、以下のどちらが信頼できるでしょうか?

  1. ◯◯大学附属病院△△教授が、同病院の公式ホームページで掲載しているブログの頭痛に関する記事
  2. 本業が不動産でダメリーマンのアゴマンが趣味で始めた雑記ブログで、頭痛に関して本気出して書いた記事

残念ですが、前者ですね。

どんなジャンルでも、その道のプロが書いた記事の方が、どこぞの個人ブロガーが書いた記事より権威性も信頼性もあるわけです。

それが人生に大きな影響を及ぼす可能性のある事柄(YMYL)だと尚更重要なので、Googleとしてもよく分からない情報が上位に表示されないように常に改善しているのです。

そのような領域で戦いを挑むのは無謀でしょうね。

以上から、YMYL(お金や健康など)のテーマを個人ブログで扱うには難易度が高く、したがって避けるべきとされています。

個人的に避けるべきと考えるテーマ

ここでは、僕が個人的に避けるべきと考えるテーマを2つご紹介します。

①頻繁なリライトが必要なテーマ

頻繁なリライト(記事の書き直し、加筆修正)が必要なテーマは避けた方が良いです。理由は以下の2つで、それぞれ順番に述べます。

  1. 内容の正確性を維持するのが難しい
  2. リライトに手間がかかりすぎて大変

内容の正確性を維持するのが難しい

定期的なリライトが必須のテーマは、それを怠ると記事の正確性を保てなくなり、読者に古い情報や誤った情報を提供しかねません。

1番分かりやすいのは、法律の規定を折り込まざるを得ないテーマです。

例えば、僕の本業は不動産なのですが、本業を生かして不動産をテーマにしたブログを運営しよう!とは思いません。

不動産は宅建業法や民法などの各種法律と切っても切り離せないので、法改正があればブログ記事もそれに合わせてリライトしなければなりません。

小さなものも含め法改正を常に頭の片隅に置いておき、公開済みの記事を定期的に確認して必要十分な修正を加える。

このような作業をブログを運営している限り継続しないといけないというのは、想像しただけでもゾッとします。

リライトに手間がかかりすぎて大変

次に、リライトに手間がかかりすぎます。新しい記事も書かないといけないのに、公開済みの記事のリライトが頻繁に必要と言われると、もはやお手上げです。

新しい記事を書きながら並行して過去の記事のリライトも行うというのは、かなり大変であることは想像に難く無いですよね。

しかも、記事が増えるほどにリライトも増えるので、個人で運営するには限界があり、結局ブログ自体を辞めてしまうという悪循環にもなりかねません。

以上のような2つの理由から、頻繁なリライトが必要なテーマ、特に法律関係のテーマは避ける方が無難でしょう。

②トレンドを追いかけるテーマ

次は、例えば芸能ゴシップや話題性のあるニュースなどの情報をいち早く調べて集めて記事にしてアップする、いわゆるトレンドブログです。

これを避けるべきと考える理由は以下の3つで、それぞれ順番に述べます。

  1. スピードが求められ、記事の資産性が低い
  2. 固定のファンがつきにくい
  3. 中・長期的な成長が見込めない

スピードが求められ、記事の資産性が低い

トレンドブログはその性質上、スピード感、即時性が求められます。

世の中の出来事で読者が知りたいと思っている情報を誰よりも早く調べて書く必要があるためです。

また、そうした情報はあっという間に知れ渡って既知となるので、その記事の価値・資産性はすぐに下がります。

アクセスを集めるためには世の中の出来事を常にチェックし「これは!」と思うものはソッコーで記事を書く。このサイクルをひたすら繰り返す必要があります。

それができなければアクセス数を増やす、もしくは保つことが難しいので、本業が忙しい副業ブロガーには難しいように思います。

固定のファンがつきにくい

トレンドブログは、いわゆる固定のファンがつきにくい傾向にあります。

トレンドブログの読者は、芸能ネタや話題になっていることの情報が得られればいいので、誰が書いているかは関心がありません。

なので、時間と労力を費やして記事を増やしても「この人の記事が読みたい」と思ってもらえるようにならないんですね。

ブログは検索エンジンからの自然流入を伸ばすことが最も大切とされていますが、僕個人としては直接流入、つまり「このブログを読みたい」と思ってダイレクトに検索してくれる読者が増えることも同じく重要だと考えています。

ブログに限らず固定ファンの存在は大きいので、今後長期的にブログを育てていきたいと考えるなら、トレンドブログは避けた方がいいでしょう。

中・長期的な成長が見込めない

トレンドブログは1記事1記事の爆発力を期待したスタイルなので、読者も固定のファンもじわじわ増やすという中・長期的な成長が見込みづらいです。

本来ブログは長い時間をかけて育てていくのが理想なので、それを目指すなら資産性に乏しいトレンドブログは不向きでしょう。

以上のような3つの理由から、その時々のトレンドを扱うテーマのブログは避けるべきと考えます。

おわりに

この記事の内容をまとめると、以下のようになります。

  • ブログのテーマを検討する時、まずは「避けるべきテーマ」を知ることが重要
  • YMYLを扱ったテーマは競合多数で難しい
  • 頻繁なリライトが必要なテーマは記事の正確性の確保と時間捻出が難しい
  • トレンドを追いかけるテーマは記事の資産性が下がりやすく固定ファンが付きにくい

どんなテーマが合うか、書きやすいかは人それぞれなので、何が良くて何が悪いということは無いと思います。

ここでご紹介した内容は必ずしも万人に共通するものではないですが、いずれにしても、避けた方が無難なテーマを知っておくことは重要です。

その上で、自分の思うブログ運営を楽しんじゃって下さい!

それではまた。

おすすめ記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE