転職って難しいですよね。
どれだけ事前に調べても、結局のところは入社してみないと分からない事がほとんどです。
特に人間関係と残業量は、面接や事前調査ではほぼ実態が掴めません。
これは諦めるとして、せっかく転職するなら、安定していて、できれば活躍できて重宝されて、収入も長期的には上がっていって、多少苦手な人がいたり残業が多くても、それをカバーできるだけのメリットが欲しいところです。
そういう会社ってどういう会社?と聞かれると難しいのですが、以下の2つを満たす会社は、もしかしたらそういう会社である可能性があるかもしれません。
- 超大企業の子会社
- 人材レベルがそこまで高くない会社
ちなみにこの記事では、超大企業に転職できるような超優秀な方は対象にしておらず、僕のようにハイクラスの会社には転職できそうもないけど、なるべく良いところに転職したい!という方に向けて書いています。
ちょっとネガティブな内容も含みますが、結構リアルなところかなと思います。あくまで個人的な経験と見解に基づくものだと割り切って頂き、参考程度に読んでみて下さい。
目 次
転職するなら1.超大企業の子会社で、2.人材レベルがそこまで高くない会社を候補に入れてみよう
改めて整理します。
安定していて、できれば活躍できて重宝されて、収入も長期的には上がっていって、多少苦手な人がいたり残業が多くても、それをカバーできるような会社を探したい。であるならば、
- 超大企業の子会社
- 人材レベルがそこまで高くない会社
を候補に入れてみてはいかがでしょうか、というのが今回の趣旨です。
以下、1つずつ説明します。
1.超大企業の子会社
まず、超大企業の子会社であれば、そうでない企業と比べて企業としての安定感は抜群です。
そのため、長期的に安心して働きたい場合はおすすめです。
その代わり、子会社という性質上、主な取引先(お客様)は親会社になる事が多く、結果として無茶な要求や無理難題を強いられる事もよくあります。
ただしその場合は、個人対個人ではなく会社対会社でのやり取りになり、子会社といえど会社としてどのように対応するかを上司も巻き込んで議論して方針を決めるため、そこまで個人に負担がくる事は無いと思います。
また、大企業の傘下に入る事のメリットは他にもあります。
それは「親会社の人事制度などに追随する傾向にある」と言う事です。
超大企業は、社会的責任などを強く求められる立場である事から、例えば政府などが企業に対して賃上げを要請したりすると、それに従って賃上げがなされたりします。
そうすると、時間差はありますが子会社にもその効果が波及して、賃上げや特別賞与などの形で給与アップに繋がったりします。
これは超大企業の子会社であるが故のメリットで、そういった事が長期的に期待できます。
どの会社もそうとは言えませんが、そういう事もありますよ、という事で受け取って貰えたらと思います。
この他にも、大企業の傘下の会社だと、福利厚生が整っているケースが多い(ここも、親会社に追随する傾向があります)ため、ご家族にとっては非常に安心材料になると思います。
2.人材レベルがそこまで高くない会社
めちゃくちゃ優秀でどこに行ってもバリバリやれる人は良いのですが、そうではない人もいると思います。僕は無理です。
僕は基本的に能力が低くてあまり仕事ができるタイプではありません。それでも今の会社では、自分で言うのもなんですが、結構重宝されています。
出世も、特別推薦枠みたいな形でスピード出世させて貰え、結果給与も上がりました。
なぜか。
それはずばり「周りがそこまで優秀じゃないから」です。
こういっては失礼かもしれませんが、僕の勤めている会社は、めちゃくちゃ優秀な人はそう多くありません。
どちらかというと、そこまで優秀ではない人が多い印象です…。
そうなると、その中で目立つだけで「あいつは優秀」との評価を得る事ができます。
会社での評価はなんだかんだで相対評価なので、周りが優秀でなければ、相対的に自分の方が優秀という評価を得られます。
僕が今まで勤めてきた会社は、学歴的にも能力的にも高い人が多く、その中で戦ってきた事もあり目立つのが難しかったなという印象です。
正直、今の職場では物足りなさを感じる事もありますが、自分が中心になって色々な仕事に取り組めると言うのは嬉しいものです。
人材レベルを測るための1つの方法
人材レベルが高くない会社と言われても、どうやって確認すれば良いでしょうか。
あくまで目安ですが、転職情報サイトに掲載されている企業情報のうち、募集要項の学歴欄が「大学院卒 or 大卒」や「高卒以上」などの記載があると思います。
この中で「高卒以上」で募集をかけている会社は、あまり学歴を重視していない傾向があるので、結果としてそこまで人材レベルが高くないことがあります。あるいは職業訓練校などから募集をかけている場合も同様です。
学歴と能力は必ずしも比例しませんが、ある程度の相関はあると感じます。
おわりに
転職を検討する時は、仕事の内容や待遇面、残業量などは可能な限り調べますが、大企業の傘下か、人材レベルがどうか、などはあまり視野に入れていないのではないでしょうか。
転職はしたいけど、そんなに能力に自信はない…という場合や、とにかく安定した企業で長く働きたいという場合は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみて下さい。
それではまた。
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