何かを続けるという事

習慣化

何かを続けるってめちゃくちゃ難しいですよね。

僕の例で言えば、社会人になってゴルフをはじめては辞め、ロードバイクに手を出しては辞め、ブログを少し書いてみたけどやっぱり続かず…。

他にも挙げ出したらキリがありませんが、僕は35歳まで、何か1つの事が続いたためしがありません。ついでに転職も2回していますので、仕事も続いてません笑

何をやっても続かない。続けられない。唯一続いてる事といえばお酒くらいで、世間一般では継続ではなく依存と言われる部類です。

もう、何もかもが中途半端。

でも、たった1つだけ、35歳からはじめて何度も断念したけど最終的には習慣化できた事があります。それが、今の自分の糧になってる。なんだと思いますか?

それは、、

毎日朝晩化粧水と乳液をつけること

です。

そんなことかい!と思われますよね。

そんなんで自信持たれても!ってなりますよね。

分かります。

でも、何も継続できない僕が、イヤイヤながら妻に言われて始めた割にはずっと続いてるんです。これ、僕にとっては奇跡でして、ほんとにすごい事なんです。この経験があるからこそ、他にももしかしたら何か続けられるかもしれないと思えたんです。

なぜ化粧水習慣が身についたのか

なぜ化粧水習慣が続いたのかを考えてみた時に、大きく次の3つの要因が思い浮かびました。そして恐らく、この条件と同じ、もしくは近い状況であれば、僕は続けやすいのかなと思います。

  1. 自分自身が必要性を感じている、危機感がある、あるいはやってみたい。でもやってない事
  2. 比較的早く効果が実感できる事
  3. 取り組むタイミングが決まっていて明確

以下、それぞれ詳しく書いていきます。

1.自分自身が必要性を感じている、危機感がある、あるいはやってみたい。でもやってない事

これは言わずもがなですが、自分自身が必要性を感じている、もしくはやりたいと思っている事でないと続きません。

僕の場合は、もともと肌が弱く、ニキビ跡があったり歳の割には大きいであろうシミがいくつかあったりするので、肌のお手入れの必要性は常々感じていました。

とは言え、今すぐお肌にとって何かヤバい事が起こるかと言えばそんな事もなく、しかも面倒くさいので、化粧水と乳液は揃っているものの、特に使う事もなくそのままになっていました。

一方で「肌汚いよなぁ、油でズルズルやなぁ、風呂上りは逆にガサガサよなぁ」などと感じていたことは事実で、加えて「もっと歳取った時にお肌ボロボロになるよマジで。ちゃんと毎日化粧水と乳液塗った方がいいよマジで」と妻に日々脅されていたこともあり、危機感は募っていたのだと思います。

2.比較的早く効果が実感できる事

次に、それなりに早い段階で効果を実感できた事も大きいと思います。

数値で明確に比較したわけではありませんが、あれ?そう言えば最近吹き出物が出ないな、とか、あれ?最近肌がベタつかないな、調子いいな、とか。

比較的早い段階で効果を感じれたのが、モチベーションの維持には非常に効果的でした。

何かを継続するのが苦手な人の共通点として「すぐに効果を実感できないとイヤになる」と言うのがあると思います。効果をすぐに実感できる事、というのが僕にとってはめちゃくちゃ大事で、もしかしたらここが1番のポイントかもしれません。

何かを始めるにあたっては、小さな事でもいいので、この「効果を実感する」というステップを無理矢理でも作り出せたら良いのかなと思います。

3.取り組むタイミングが決まっていて明確

化粧水と乳液を付けるタイミングは、平日だろうが休日だろうがだいたい決まっていると思います。朝であれば起床後の洗顔と歯磨きをした後に、夜であればお風呂上りに、という具合です。

やる内容とそのタイミングが決まっていて明確であると言う点も、何かを習慣化する上で極めて重要であると感じました。

なお余談ですが、習慣化の手法の1つにイフゼンプランニングという有名な考え方があるようです。これは

イフ(何かをしたら)

ゼン(その後〇〇をする)

というように、やることと順序を決めてしまう事で機械的に物事を処理しやすくするという手法です。今回は意図した訳では無いのですが、後から考えたら、この手法に合致していたのかなとも思います。

なぜ、真剣にやろうと思ったのか

ここまで、僕が化粧水習慣の継続に成功した要因を書いてきましたが、ここでは「そもそもなぜ取り組もうと思ったのか。そのきっかけは何なのか」と言う事に触れます。

結論から言うと、明確なきっかけや、それによる固い決意といったものは、特にありませんでした。こんなことを言うと元も子もないと言うか、なんやそれって感じがしてしまいますが、これが正直なところです。

確かに危機感はありましたが、それは今に始まったことではありません。お肌が綺麗な方が清潔感があって望ましい事も、歳を重ねるにつれてシミが増えていく事も、なので今のうちからお肌のケアをしっかりしておいた方が良いという事も、全部昔から分かっています。もちろん、妻からも言われ続けていました。

それでも今まで何もせずにきたのに、なぜ今になってしようと思ったのか。

分からないんですよね。

でも逆に、習慣化って、もしかしたら、案外そういうものなのかもしれません。これと言った理由はないけど、ふとした時やちょっとしたことがきっかけになって何かを始めて、結果それが続いている、なんてこともよくあるのだと思います。

僕も結果的にずっと続いていますし、今はもう当たり前の習慣として定着していますので、今後またこの習慣が途切れるような事はないと思います。

むしろ、化粧水と乳液をつけなかったら、お風呂上がりに顔が突っ張ってる感じがして気持ち悪いので、今となってはもはや必須アイテムというくらいに定着しました。

夏場は日焼け止めを塗る習慣も身についた

化粧水習慣が定着した事で、副次的な効果もありました。それは、夏場に日焼け止めを塗る習慣も身についたと言う事です。

せっかく日々化粧水と乳液を塗ってお肌のケアをしているのに、真夏に日焼け止めを塗らずに外出しては勿体無い!という事で、これは意図していなかったところですが、結果として副次的に身についた良い習慣です。

このように、何かを継続できた事で、それに付随して別の何かもセットで習慣化できるという正のループに突入するという事があるようです。これも僕にとってはとても嬉しい発見で、おそらく他の事にも当てはまるのだろうと思います。

おわりに

「化粧水と乳液をつける習慣が身につきました」というだけの話を、あれこれこじつけてそれなりの長文にしてみたわけですが、いかがだったでしょうか。何か得るものはあったでしょうか…。

無かったと言う方、ごめんなさい。

あったと言う方、良かったです。

これからゆっくりまったり、このブログを更新していきます。大したことは書けないけど、せっかくなら読んでくれた方に「読んでよかったな」と思ってもらえる内容にしていきたいと思います。

気長にお付き合い頂けますと幸いです。

それではまた。

関連記事

おすすめ記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE